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東村山1丁目 diary

渋谷のIT企業から波佐見焼の会社へ転職!有田に移住しました(^_^)/

自社メディアにネイティブアドを導入した話

ad marketing director

2015年5月末、担当しているブログメディアにネイティブアドを導入しましたので、その時のことを少し書いてみたいと思います。

ネイティブアドとは何か?

ネイティブアドとは、ユーザーがいつも使っているメディアもしくはサービスの中で、自然になじむデザインや、機能で表示されるペイドメディアの一種。
出典:ネイティブアドと記事広告って何が違うの? | インフォバーン総研 | インフォバーン

これまでも記事広告は存在しましたが、それをよりメディアの仕様に溶け込ませコンテンツに近づけたもの、と言っていいでしょう。

ネイティブアドが注目されてきた背景

なぜネイティブアドが注目されるようになったのでしょうか。

簡単にまとめると、以下の3点に要約できると思います。

  • キュレーションメディア・ニュースアプリなどコンテンツフィードを利用したメディアの隆盛
  • 質の高いオリジナルコンテンツが検索エンジンに高く評価されるようになった

 →SEOの主流がコンテンツマーケティングにシフトしてきた

  • 直接商品販売ページに飛ばすよりコンテンツ経由の方が広告のCVR・ROI・継続率が高い事例が報告されるようになってきた

この流れが、ネイティブアドの需要と供給を押し上げました。
一方、ネイティブアドはむしろユーザーの体験を損なうのではないかという議論や、実際に炎上したケースもありましたが、現在ではガイドラインも策定され、メディアの一般的な収益方法として定着してきています。

自社メディアでネイティブアドを入れる際に行ったこと

1.コンテンツフィードの作成

まず、ネイティブアド(インフィード広告)を入れるために必要なコンテンツフィードを、スマホ版ブログページのフッター近くに作りました。
ユーザーのブログ記事の中から人気の高い記事を抽出し、1フィードに5つの記事を掲載することになりました。

2.コンテンツフィードのチューニング

記事のチューニング

記事のCTRを見ながらタイトルや記事の入れ替えを行い、どのような記事が好まれるかを調査しました。
閲覧者に30代女性が多いためか、「片付けいらずの子供部屋」という記事がかなり読まれていました。
芸能人のゴシップ記事もかなりCTRが高かったのですが、ユーザーの心象を害さないようにと後に外しました。

フィードサイズのチューニング

サムネイル幅を56pxから75pxに拡大することでCTRが約2倍になりました。

▼サイズ変更前
f:id:higashimurayama1:20150807000015p:plain

▼サイズ変更後
f:id:higashimurayama1:20150807000017p:plain

ネイティブアドを入れる前にコンテンツフィードを最適化することが重要だと思います。
(1.と2.の作業は弊チームではデザイナーが担当しました)

3.ネイティブアドの選定

2.のチューニングが一段落したところで、ネイティブアドを導入しました。
ところがこれが想定をかなり下回る結果となってしまいました(eCPMに換算して◯円ほど…)。
そこで、既にネイティブアドを導入済みの他社メディアにヒアリングを行い、即日利用広告会社を変更しました。
結果、eCPMが4~5倍にアップしました。

後者の広告は以下の点で優れていたと思います。

- 広告主と自社メディアの親和性が高かった
 主要広告主であったニュースアプリ(情報系アプリ)が自社メディアと相性がよかった

- 広告のクリエイティブがよかった
 表示崩れがないことはもちろん、サムネイル画像に今人気のアーティストのパロディ写真を使うなど工夫があった

- 広告から商品ページまでの誘導方法がよかった
 フィード内の広告をクリックした先に読み物系のランディングページを挟んでおり、このページ自体に読み応え・説得力があった(ランキング形
式で商品を紹介していた)

4.広告位置のチューニング

はじめはフィード内最下部に広告を配置していましたが、最上部に変更したところCTRが0.02%ほどアップしました。周辺広告のCTRへの影響もなかったため、既存の広告収益に加えて新たな収益源を作ることができました。

☆今後の課題
eCPMが徐々に落ちてきたので、広告の数を増やしたりネットワークを変えたり、更にチューニングを行っていきたいと思います。

はー、いっちょめいっちょめ。