東村山1丁目 diary

渋谷のIT企業から波佐見焼の会社へ転職!Webディレクション・デザイン・ECなど仕事の話から、食事や映画の感想まで。

ブログメディアでアダルト広告にどう向き合ったか、という話

自分がブログサービスの広告担当になったとき、ユーザーの退会メッセージで最も多かったものが、「広告が卑猥だから」というものでした。
(1ヶ月に20件くらいあった)

当時(2013年頃?)は携帯・スマホのコミックサイトの勢いがあり、かなりの広告収益をそれらのサイトから得ていました。が、スマホコミックサイトのクリエイティブの中にはアダルト要素が強いものが多くありました。

担当として、売上を落とすわけにはいかない。
しかし、ユーザーのLTVは最重要指標である。
というジレンマに悩まされました。

で、どうしたかというと。

2つの案を提案しました。

A. アダルトカテゴリを作り、アダルトブログとそうでないブログを住み分けさせる。(ブログのカテゴリに応じて広告を出し分けるようにする)

B. アダルトカテゴリは作らず、アクティブなブログと非アクティブなブログで広告を出し分けるようにする。(アクティブなブログにはコミックサイトの広告は出さない)

結果、B案が採用されました。
(個人的にはA案の方を推しましたが。pixivなどはその手法を使っているようです)

そして、広告を理由とした退会メッセージはほぼなくなり、収益への影響も抑えることができました。

はー、いっちょめいっちょめ。