東村山1丁目 diary

渋谷のIT企業から波佐見焼の会社へ転職!Webディレクション・デザイン・ECなど仕事の話から、食事や映画の感想まで。

アドブロックからAMPへの流れの中で思う事

iOS9に搭載されたアドブロック機能が話題を呼んでいますが、この機能が一般ユーザーに需要があるとすれば、その理由は次の2点に集約できると思います。

  1. 広告を見るのが不快だから
  2. 広告がページ表示速度を遅くしているから

今回グーグルが始めたAMP(Accelerated Mobile Pages)プロジェクトは、モバイルの表示速度を改善するためのプロジェクトであり、上記2.の要因を取り除く事でアドブロック普及に対抗することも主要な目的の一つと考えられています。

導入にあたって媒体側で懸念されるのが次の点ではないでしょうか。

  • AMPの技術的導入コストはどれくらいかかるのか(HTMLとjavascriptの書き換えが必要)
  • AMPを採用した場合、AMPに対応したアドネットワークを使用する必要がある(配信広告の再構成が必要)

ページ表示速度はSEOの指標としても検討されているので、さほどコストがかからなければ、大抵のメディアはAMP導入に対して前向きになるのでは?
が、まあ、現時点ではまだよくわからないですね。
他社メディアの動向が気になるところです。

いずれにしろ、媒体社とアドネットワーク各社は、お互い協力して広告及びページの表示速度を上げていかないとですね。

そして非インプレッション型の代替広告や新しい収益モデルについてもリサーチ・検討していく必要があると思いました。

参考記事:
www.huffingtonpost.jp
www.theguardian.com
mediadisruption.net

はー、いっちょめいっちょめ。